免責金額って何?
- 保険金が支払われる「スタートライン」の金額ですよ
- 免責金額が高いと保険料は安くなるけど、いざという時の自己負担が増えるジレンマに
- 3つのタイプ(1回ごと・年間・日数)で特徴が全然違うから、愛犬・愛猫に合った選び方が大事ですよ
- 年間で5万円以上の治療費がかかる可能性が高い子は、年間免責がお得な場合が多いですよ
- 保険選びは「今」だけでなく、将来のライフステージも考えて決めましょう
※本記事にはプロモーションを含む場合があります。
愛するペットの健康を守りたい…そう思っている飼い主さんにとって、ペット保険は心強い味方ですよね。でも保険に加入する際に必ず目にする「免責金額」という言葉。なんだか難しそうで、どんな仕組みなのかよくわからない…そんな方も多いのではないでしょうか。
免責金額は、保険会社が「ここから先は保険金を支払いますよ」というラインを示す大切な要素です。でも、この金額の設定次第で、毎月の保険料やいざという時の自己負担額が大きく変わってくるんですよ。
「免責金額を高くすれば保険料は安くなるけど、治療費がかかった時に負担が大きくなる…」「免責金額を低くすれば安心だけど、保険料が高くなって家計が圧迫される…」。そんな悩みを抱えている飼い主さんも少なくないはずです。
そこで今回は、ペット保険の免責金額について、基礎知識から具体的なシミュレーション、選び方のポイントまで、わかりやすく解説していきます。あなたの大切な家族であるペットにぴったりの保険プランを見つけるお手伝いができれば幸いです。
免責金額とは?基礎知識をおさらい
免責金額とは、保険会社が保険金の支払いを始める「スタートライン」の金額を指します。例えば、免責金額が3,000円の場合、治療費が3,000円以下であれば保険金は支払われません。この仕組みは、保険会社が小額の請求に対応するコストを抑え、保険料の安定化を図る目的があるんですよ。
農林水産省の「ペット保険に関する実態調査(2023年)」によると、78%の飼い主が免責金額の存在を知っている一方で、その仕組みを正確に理解している方は42%にとどまっているそうです。つまり、多くの方が「聞いたことはあるけど、詳しくはわからない」という状態なんですね。
免責金額には主に3つの種類があり、それぞれ適用される条件が異なります。愛犬や愛猫の状態やライフステージに合わせて、最適なタイプを選ぶことが大切ですよ。
1. 1回ごとの免責金額(個別免責)
1回の治療(例えば1回の診察や検査、処置など)に対して設定される免責金額です。治療費が免責金額を超えると、超過分に対して補償割合(通常70%~90%)が適用されます。
例えば、免責金額3,000円・補償割合80%の場合、治療費5,000円であれば保険金は1,600円(5,000円-3,000円×80%)となります。
このタイプは、小さな怪我や病気の繰り返しに対応できるため、若いペットや活発な犬種に適しています。例えば、散歩中に足を怪我して通院することが多い子や、アレルギーで皮膚炎を繰り返す子には心強い味方ですよ。
一方で、慢性疾患などで頻繁に治療が必要な場合は、年間免責金額の方が有利な場合があります。例えば、心臓病や腎臓病で定期的に通院が必要なシニアの子には、年間免責の方が負担が少なくなることが多いんですよ。
2. 年間免責金額(年間通じて適用)
1年間(保険期間中)の治療費の合計に対して免責金額が設定されます。年間免責金額を超えるまでは保険金は支払われません。
例えば年間免責金額50,000円・補償割合80%の場合、年間の治療費が60,000円であれば保険金は8,000円(60,000円-50,000円×80%)となります。
このタイプは、慢性疾患や高齢ペットに適しており、年間を通じて高額な治療費が発生する可能性がある場合に有効です。例えば、糖尿病や関節炎で定期的な通院や薬の処方が必要な子には、年間免責の方が安心できるでしょう。
一方で、年間免責金額を超えない限り保険金は支払われないため、小さな治療費が頻繁に発生する場合は注意が必要です。例えば、月に1回程度の通院で治療費が5,000円程度の子の場合、年間免責金額を30,000円に設定すると、年間の自己負担額が30,000円を超えるまでは保険金が支払われません。この場合、年間免責金額を10,000円程度に設定した方が、より保険の恩恵を受けやすくなりますよ。
3. 日数免責金額(連続した治療に適用)
連続した治療期間(例えば30日間や60日間)に対して免責金額が適用されます。この期間内の治療費の合計が免責金額を超えると、超過分に対して補償が開始されます。
例えば日数免責30日・免責金額10,000円・補償割合80%の場合、30日間で治療費15,000円が発生すれば保険金は4,000円(15,000円-10,000円×80%)となります。
このタイプは、入院や手術後のリハビリなど、連続した治療が必要な場合に有効です。例えば、手術後のリハビリやケガの回復のために長期間通院が必要な子には、日数免責の方が適していることがあります。
一方で、単発の治療には適用されないため、使い勝手に制限があります。例えば、年に1回の健康診断や、突発的なケガの治療には保険金が支払われない可能性があるんですよ。そのため、日数免責だけで保険に加入するのはあまりおすすめできません。1回ごとの免責や年間免責と組み合わせて利用するのが一般的ですよ。
免責金額が保険料と自己負担額に与える影響
免責金額は、毎月の保険料といざという時の自己負担額に大きな影響を与えます。免責金額を高く設定すれば保険料は安くなりますが、その分自己負担額が増えるリスクがあります。逆に免責金額を低くすれば保険料は高くなりますが、自己負担額は抑えられます。
ここでは、免責金額が保険料と自己負担額に与える影響について、具体的なシミュレーションを交えて解説します。愛犬や愛猫の状態や家計の状況に合わせて、最適な免責金額を選ぶ参考にしてくださいね。
シミュレーション:免責金額別の自己負担額比較
以下は、犬(体重5kg・中型犬)を想定した、免責金額別のシミュレーションです。補償割合は80%で統一し、年間の治療費を100,000円とした場合の保険料と自己負担額を比較しています。保険料は月額保険料を年間に換算した金額です。
| 免責金額タイプ | 免責金額 | 年間保険料(目安) | 年間自己負担額(目安) | 年間保険金支払額(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 1回ごと | 3,000円 | 60,000円 | 20,000円 | 80,000円 |
| 1回ごと | 5,000円 | 50,000円 | 20,000円 | 80,000円 |
| 年間 | 30,000円 | 45,000円 | 25,000円 | 75,000円 |
| 年間 | 50,000円 | 35,000円 | 35,000円 | 65,000円 |
| 日数(30日) | 10,000円 | 55,000円 | 22,000円 | 78,000円 |
このシミュレーションからわかるように、免責金額を高く設定すると保険料は安くなりますが、年間自己負担額が増える傾向にあります。例えば年間免責金額50,000円の場合、年間自己負担額は35,000円となりますが、年間免責金額30,000円の場合は25,000円に抑えられます。一方で、年間免責金額50,000円の保険料は35,000円と安価ですが、年間免責金額30,000円の保険料は45,000円と高くなります。
このように、免責金額の設定はバランスが重要です。毎月の保険料といざという時の自己負担額のどちらを重視するか、家計の状況や愛犬・愛猫の健康状態を考えて決めましょう。
免責金額と保険料の関係性
ペット保険各社のデータによると、免責金額を2倍にすると保険料は平均で約30%~40%低下するといわれています。これは、保険会社が小額の請求に対応するコストを抑制できるためです。
例えば、免責金額3,000円の保険料が6,000円の場合、免責金額6,000円の保険料は4,200円(30%低下)程度になることが一般的です。
しかし、免責金額を高く設定しすぎると、いざという時の自己負担額が大きくなり、かえって負担が増える可能性があります。例えば、年間の治療費が100,000円の場合、免責金額を80,000円に設定すると、年間の自己負担額は80,000円(治療費100,000円-免責金額80,000円)となり、保険金の支払いはありません。この場合、保険に加入するメリットがほとんどなくなってしまうんですよ。
そのため、免責金額は「いざという時の自己負担額を抑えつつ、保険料も無理なく支払える金額」に設定するのがおすすめです。具体的には、年間の治療費の目安が50,000円~100,000円程度の場合、年間免責金額を30,000円~50,000円程度に設定すると、バランスが取れやすいでしょう。
免責金額の選び方フロー:愛犬・愛猫に合った設定を見つける
免責金額の選び方は、愛犬や愛猫の年齢や健康状態、飼い主さんの家計の状況など、さまざまな要素を考慮する必要があります。ここでは、免責金額の選び方フローをステップ形式で解説します。このフローに沿って、あなたの大切な家族にぴったりの免責金額を見つけてくださいね。
- 愛犬・愛猫のライフステージを確認する
- 子犬・子猫(0~1歳):活発でケガのリスクが高い時期。1回ごとの免責がおすすめですよ
- 成犬・成猫(2~7歳):健康な時期。年間免責や1回ごとの免責など、ライフスタイルに合わせて選びましょう
- シニア(8歳以上):慢性疾患のリスクが高まる時期。年間免責がおすすめですよ
- 年間の治療費の目安を把握する
- 健康な子:年間の治療費は10,000円~30,000円程度が目安です
- 慢性疾患がある子:年間の治療費は50,000円~100,000円程度になることが多いですよ
- 高齢で複数の疾患がある子:年間の治療費は100,000円以上になることもあります
- 家計の状況を確認する
- 毎月の保険料は無理なく支払える金額か?
- いざという時の自己負担額は家計に大きな負担にならないか?
- 貯金や他の保険とのバランスは取れているか?
- 免責金額のタイプを決める
- 小さな治療費が頻繁に発生する場合:1回ごとの免責
- 慢性疾患で定期的な通院が必要な場合:年間免責
- 入院や手術後のリハビリが必要な場合:日数免責(他のタイプと組み合わせて)
- 具体的な免責金額を設定する
- 年間の治療費の目安が10,000円~30,000円:年間免責金額10,000円~20,000円
- 年間の治療費の目安が30,000円~50,000円:年間免責金額20,000円~30,000円
- 年間の治療費の目安が50,000円以上:年間免責金額30,000円~50,000円
- 保険会社を比較し、プランを決める
- 複数の保険会社のパンフレットやWebサイトを比較する
- 保険料や補償内容、免責金額の設定可能範囲を確認する
- 加入後の手続きやサポート体制についてもチェックする
このフローに沿って、愛犬や愛猫にぴったりの免責金額を設定しましょう。もちろん、ライフステージや健康状態は変化するものですから、定期的に見直すことも大切ですよ。
主要ペット保険会社8社の免責金額比較
ペット保険各社によって、免責金額の設定範囲や保険料、補償内容は異なります。ここでは、主要な8社のペット保険を比較し、それぞれの特徴をまとめました。愛犬や愛猫に合った保険を選ぶ際の参考にしてくださいね。
| 保険会社 | 1回ごと免責金額 | 年間免責金額 | 日数免責金額 | 保険料(月額・目安) | 補償割合 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| アイペット | 1,000円~5,000円 | 10,000円~100,000円 | 設定なし | 2,500円~6,000円 | 70%~90% | 補償割合が選択可能。年間免責金額の設定範囲が広い |
| アニコム | 1,000円~10,000円 | 10,000円~100,000円 | 30日:5,000円~20,000円 | 3,000円~7,000円 | 70%~100% | 補償割合100%も選択可能。日数免責も充実 |
| ペットメディカルサポート | 1,000円~5,000円 | 10,000円~80,000円 | 設定なし | 2,000円~5,000円 | 70%~90% | 保険料が比較的安価。年間免責金額の設定範囲が広い |
| 日本ペットプラス | 1,000円~10,000円 | 10,000円~100,000円 | 30日:5,000円~20,000円 | 3,500円~8,000円 | 70%~90% | 補償割合が選択可能。日数免責も充実 |
| ペットの保険 | 1,000円~5,000円 | 10,000円~80,000円 | 設定なし | 2,500円~6,000円 | 70%~90% | 保険料が比較的安価。年間免責金額の設定範囲が広い |
| どうぶつ健保 | 1,000円~5,000円 | 10,000円~100,000円 | 設定なし | 3,000円~7,000円 | 70%~90% | 補償割合が選択可能。年間免責金額の設定範囲が広い |
| FPC(ファミリー・ペット・コミューン) | 1,000円~10,000円 | 10,000円~100,000円 | 30日:5,000円~20,000円 | 4,000円~9,000円 | 70%~100% | 補償割合100%も選択可能。日数免責も充実 |
| ペット保険のわんこニャンこ | 1,000円~5,000円 | 10,000円~80,000円 | 設定なし | 2,000円~5,000円 | 70%~90% | 保険料が比較的安価。年間免責金額の設定範囲が広い |
この比較表からわかるように、各社によって免責金額の設定範囲や保険料、補償内容は異なります。例えば、補償割合100%を選択できるのはアニコムとFPCだけですし、日数免責を設定できるのはアニコム、日本ペットプラス、FPCの3社だけです。
また、保険料はペットメディカルサポートやペット保険のわんこニャンこが比較的安価な一方で、FPCは高めの設定となっています。補償内容やサービス内容も各社によって異なるため、複数の保険会社を比較し、愛犬や愛猫にぴったりのプランを選ぶことが大切ですよ。
保険会社選びのポイント
保険会社を選ぶ際には、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
- 免責金額の設定範囲:愛犬や愛猫の状態に合った免責金額を設定できるか?
- 保険料:毎月の保険料は無理なく支払える金額か?
- 補償割合:補償割合は何%か?70%~90%が一般的ですが、100%を選択できる会社もあります
- 補償内容:どんな治療やケガが補償されるのか?特定の疾患が補償されない場合もあります
- サービス内容:24時間相談サービスや健康相談サービスなど、サポート体制は充実しているか?
- 加入後の手続き:保険金の請求手続きは簡単か?支払いまでのスピードは早いか?
これらのポイントを比較し、愛犬や愛猫に合った保険会社を選びましょう。また、保険に加入する際には、必ずパンフレットやWebサイトで詳細な内容を確認し、不明点があれば保険会社に直接問い合わせることをおすすめします。
ライフステージ別!免責金額の選び方と注意点
愛犬や愛猫のライフステージによって、かかりやすい病気やケガのリスク、治療費の目安は異なります。そのため、免責金額の選び方もライフステージに合わせて変える必要があります。ここでは、子犬・子猫、成犬・成猫、シニアの3つのライフステージ別に、免責金額の選び方と注意点を解説します。あなたの大切な家族にぴったりのプランを見つけてくださいね。
1. 子犬・子猫(0~1歳)
子犬・子猫の時期は、活発でケガのリスクが高い一方で、病気にかかりにくい時期です。そのため、1回ごとの免責金額がおすすめですよ。
例えば、散歩中に足を怪我して通院することが多い子や、アレルギーで皮膚炎を繰り返す子には、1回ごとの免責金額を1,000円~3,000円程度に設定すると、小さな治療費でも保険金が支払われやすくなります。
また、子犬・子猫の時期は、ワクチン接種や避妊・去勢手術など、まとまった治療費がかかることもあります。そのため、年間免責金額を10,000円~20,000円程度に設定しておくと、いざという時の自己負担額を抑えやすくなりますよ。
子犬・子猫の免責金額設定例
- 1回ごとの免責金額:1,000円~3,000円
- 年間免責金額:10,000円~20,000円
- 日数免責金額:設定しない(または30日:5,000円程度)
注意点
- 子犬・子猫の時期は、成長に伴うトラブル(例えば股関節形成不全や膝蓋骨脱臼など)が見つかることがあります。そのため、保険に加入する際には、これらの疾患が補償されるかどうかを確認しましょう
- 避妊・去勢手術は、多くの保険で補償の対象外となっています。手術が必要な場合は、事前に貯金をしておくことをおすすめします
2. 成犬・成猫(2~7歳)
成犬・成猫の時期は、健康な時期ですが、活発な犬種や猫種はケガのリスクが高い時期でもあります。そのため、1回ごとの免責金額や年間免責金額など、ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめですよ。
例えば、散歩やドッグランで活発に遊ぶ子や、外猫でケガをしやすい子には、1回ごとの免責金額を3,000円~5,000円程度に設定すると、ケガの治療費をカバーしやすくなります。
一方で、室内飼いであまり外出しない子や、病気にかかりにくい子には、年間免責金額を20,000円~30,000円程度に設定して、保険料を抑えるのも良いでしょう。
また、成犬・成猫の時期は、避妊・去勢手術や歯石除去など、まとまった治療費がかかることもあります。そのため、年間免責金額を30,000円程度に設定しておくと、いざという時の自己負担額を抑えやすくなりますよ。
成犬・成猫の免責金額設定例
- 活発な子:1回ごとの免責金額3,000円~5,000円、年間免責金額20,000円~30,000円
- おとなしい子:年間免責金額20,000円~30,000円、1回ごとの免責金額1,000円~3,000円
- 日数免責金額:設定しない(または30日:5,000円程度)
注意点
- 成犬・成猫の時期は、慢性疾患にかかるリスクが低いため、年間免責金額を高めに設定しても問題ありません。ただし、家計の状況を考慮して、無理のない金額に設定しましょう
- 犬種によってかかりやすい病気は異なります。例えば、ダックスフンドは椎間板ヘルニア、柴犬は皮膚病、ペルシャ猫は呼吸器疾患など、それぞれの特徴を考慮して保険を選びましょう
3. シニア(8歳以上)
シニアの時期は、慢性疾患のリスクが高まる時期です。そのため、年間免責金額がおすすめですよ。例えば、心臓病や腎臓病、関節炎などで定期的な通院や薬の処方が必要な子には、年間免責金額を30,000円~50,000円程度に設定すると、いざという時の自己負担額を抑えやすくなります。
また、シニアの時期は、入院や手術が必要になることも多いため、日数免責金額を設定しておくと安心です。例えば、日数免責30日・免責金額10,000円程度に設定しておくと、連続した治療が必要な場合に保険金が支払われやすくなりますよ。
シニアの免責金額設定例
- 年間免責金額:30,000円~50,000円
- 日数免責金額:30日:10,000円程度
- 1回ごとの免責金額:設定しない(または1,000円~3,000円)
注意点
- シニアの時期は、慢性疾患にかかるリスクが高いため、年間免責金額を低めに設定すると、保険料が高くなってしまいます。そのため、年間免責金額を30,000円~50,000円程度に設定し、保険料を抑えるのがおすすめです
- シニアの時期は、複数の疾患にかかることが多いため、補償内容をよく確認しましょう。例えば、特定の疾患が補償の対象外となっている場合があります
- 加齢に伴う疾患(例えば白内障や認知症など)は、多くの保険で補償の対象外となっています。これらの疾患にかかった場合は、自己負担で治療を受ける必要があります
こんな症状が出たら要注意!すぐに病院へ行くべきサイン
愛犬や愛猫の健康状態に変化が見られた時、飼い主さんは「様子を見て大丈夫かな?」と悩むことが多いですよね。でも、中にはすぐに病院へ行かなければならないサインもあります。ここでは、すぐに病院へ行くべき症状と、様子を見ていても大丈夫な症状をまとめました。愛犬・愛猫のサインを見逃さないでくださいね。
すぐに病院へ!緊急度の高い症状
以下の症状が見られた場合は、すぐに病院へ行きましょう。命に関わる可能性があるため、一刻も早く獣医師の診察を受けることが大切ですよ。
- 呼吸困難:呼吸が荒くなった、横になれない、口を開けて呼吸をするなど
- チアノーゼ(舌や歯茎が青紫色に変色):酸素不足のサインです
- けいれんや意識障害:突然倒れてけいれんを起こした、意識が朦朧としている
- 大量の出血:外傷による出血や、内臓からの出血など
- 激しい嘔吐や下痢:1日に何度も嘔吐や下痢を繰り返す、血液が混じっている
- 食欲不振や飲水量の減少:24時間以上食事を摂らない、水を飲まない
- 歩行困難や麻痺:突然足が動かなくなった、歩けなくなった
- 激しい痛み:痛がる様子が見られ、触ると怒る、動けない
これらの症状が見られた場合は、すぐに病院へ行きましょう。特に、呼吸困難やチアノーゼ、けいれんや意識障害などは、命に関わる緊急事態です。迷わず病院へ向かってくださいね。
様子を見てOKな症状
以下の症状は、すぐに病院へ行かなくても大丈夫な場合が多いです。でも、症状が続く場合や悪化する場合は、早めに病院を受診しましょう。
- 軽い咳や鼻水:1~2日で治まる場合は様子を見てOK。ただし、咳が続く場合や、食欲不振、元気のなさが見られる場合は病院へ
- 軽い下痢や軟便:1~2日で治まる場合は様子を見てOK。ただし、下痢が続く場合や、血液が混じっている場合は病院へ
- 軽い嘔吐:1回だけの嘔吐で、元気で食欲がある場合は様子を見てOK。ただし、嘔吐が続く場合や、食欲不振、元気のなさが見られる場合は病院へ
- 軽い皮膚のトラブル:軽い赤みやかゆみ程度で、掻きすぎていない場合は様子を見てOK。ただし、傷口が化膿している場合や、広範囲に赤みが広がっている場合は病院へ
- 軽い元気のなさ:1日中寝ている、遊ばないなどの軽い変化で、食欲がある場合は様子を見てOK。ただし、2日以上続く場合や、食欲不振、嘔吐・下痢などの症状が見られる場合は病院へ
これらの症状は、様子を見ていても大丈夫な場合が多いですが、症状が続く場合や悪化する場合は、早めに病院を受診しましょう。特に、子犬・子猫やシニアの子、持病がある子は、症状が悪化しやすいため、注意が必要ですよ。
症状チェックリスト:こんな時は受診を
以下のチェックリストに当てはまる症状が見られた場合は、すぐに病院へ行きましょう。愛犬・愛猫のサインを見逃さないでくださいね。
- □ 呼吸が荒くなった、横になれない
- □ 口を開けて呼吸をしている
- □ 舌や歯茎が青紫色に変色している
- □ 突然倒れてけいれんを起こした
- □ 意識が朦朧としている
- □ 大量の出血がある
- □ 1日に何度も嘔吐や下痢を繰り返す
- □ 嘔吐や下痢に血液が混じっている
- □ 24時間以上食事を摂らない、水を飲まない
- □ 突然足が動かなくなった、歩けなくなった
- □ 痛がる様子が見られ、触ると怒る、動けない
このチェックリストに当てはまる症状が見られた場合は、すぐに病院へ行きましょう。特に、呼吸困難やチアノーゼ、けいれんや意識障害などは、命に関わる緊急事態です。迷わず病院へ向かってくださいね。
免責金額と治療費の目安:こんな時にいくらかかる?
ペット保険の免責金額を設定する際には、治療費の目安を知っておくことが大切です。治療費は、病気やケガの種類、治療内容、動物病院によって異なりますが、ここでは一般的な治療費の目安を紹介します。愛犬や愛猫の状態に合わせて、免責金額を設定する参考にしてくださいね。
一般的な治療費の目安
以下は、一般的な治療費の目安です。あくまでも目安ですので、実際の治療費は動物病院によって異なります。必ず事前に見積もりを取るようにしましょう。
- 健康診断(血液検査・尿検査):5,000円~15,000円
- ワクチン接種:3,000円~8,000円
- 避妊・去勢手術:20,000円~50,000円
- 歯石除去:10,000円~30,000円
- 皮膚炎の治療(軽度):3,000円~10,000円
- 皮膚炎の治療(重度):10,000円~30,000円
- アレルギー検査:10,000円~30,000円
- 下痢・嘔吐の治療(軽度):3,000円~10,000円
- 下痢・嘔吐の治療(重度):10,000円~30,000円
- 尿路結石の治療:20,000円~50,000円
- 心臓病の治療(薬代):5,000円~20,000円/月
- 腎臓病の治療(薬代):5,000円~20,000円/月
- 関節炎の治療(薬代)
- 椎間板ヘルニアの治療(保存療法):10,000円~30,000円
- 椎間板ヘルニアの治療(手術):200,000円~500,000円
- 骨折の治療:30,000円~100,000円
- 腫瘍の摘出手術:100,000円~300,000円
- 入院(1日あたり):5,000円~20,000円
これらの治療費はあくまでも目安です。実際の治療費は、動物病院や地域、治療内容によって異なります。例えば、大学病院や専門病院では高額になることが多い一方で、地域の動物病院では比較的安価な場合もあります。
また、治療費は保険適用の有無によっても異なります。保険適用の場合は、自己負担額が30%~10%程度に抑えられるため、実際の負担額はこれらの金額よりも少なくなりますよ。
治療費と免責金額の関係
免責金額を設定する際には、治療費の目安を考慮することが大切です。例えば、年間の治療費が50,000円程度になると予想される場合、年間免責金額を30,000円程度に設定すると、いざという時の自己負担額を抑えやすくなります。
一方で、年間の治療費が10,000円~30,000円程度と予想される場合は、年間免責金額を10,000円~20,000円程度に設定し、保険料を抑えるのも良いでしょう。
また、1回の治療費が高額になる可能性が高い場合(例えば手術や入院など)は、1回ごとの免責金額を高めに設定して、保険料を抑えるのもおすすめです。例えば、年間免責金額を30,000円、1回ごとの免責金額を5,000円に設定すると、年間を通じて高額な治療費が発生した場合でも、保険金が支払われやすくなりますよ。
ペット保険の免責金額活用ポイント:賢く使うためのコツ
ペット保険の免責金額を賢く活用することで、毎月の保険料を抑えつつ、いざという時の負担を軽減することができます。ここでは、免責金額を活用するためのコツやポイントを紹介します。愛犬や愛猫の健康を守りながら、家計にも優しい保険プランを目指しましょう。
1. 免責金額の設定は「バランス」が大事
免責金額を設定する際には、毎月の保険料といざという時の自己負担額のバランスを考えることが大切です。免責金額を高く設定すれば保険料は安くなりますが、いざという時の自己負担額が増えるリスクがあります。逆に免責金額を低く設定すれば保険料は高くなりますが、自己負担額は抑えられます。
そのため、毎月の保険料といざという時の自己負担額のどちらを重視するか、家計の状況や愛犬・愛猫の健康状態を考えて決めましょう。例えば、毎月の保険料を抑えたい場合は、免責金額を高めに設定し、いざという時の自己負担額が増えるリスクを受け入れることも必要です。一方で、いざという時の負担を抑えたい場合は、免責金
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本記事はRoute Bloom編集部が厚生労働省・農林水産省・各学会の一次情報をもとに作成しています。 ペットの医療に関する最終判断は獣医師にご相談ください。 情報の正確性には万全を期していますが、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
ペット医療・動物病院情報を専門に調査・執筆するライター。
飼い主目線での実践的な情報提供を基本方針とし、動物病院の選び方・ペット保険の活用法・各種疾患の治療費目安など、ペットオーナーが必要とする情報を正確にまとめています。
■ 専門分野:ペット保険・動物病院費用・犬猫の疾患・予防医療

