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猫の腎臓病ステージ別の治療・費用の目安(IRIS分類に基づく解説)

猫の腎臓病ステージ別の治療・費用の目安(IRIS分類に基づく解説) 猫の病気

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猫の腎臓病

こんにちは、佐倉ゆいです。愛犬・愛猫のことが心配で検索してくれているあなたの気持ち、わかります。一緒に確認していきましょうね。

猫の慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)は、シニア猫で最も多い慢性疾患の1つです。国際的にはIRIS(International Renal Interest Society)によるステージ分類が広く用いられ、ステージごとに推奨される治療と管理が異なります。

CKDとは腎臓のネフロン(機能単位)が徐々に失われていく不可逆性の疾患です。早期は無症状で進行し、症状が出る頃には腎機能が大きく失われていることも多いため、早期発見が極めて重要です。10歳以上の猫の30〜40%が罹患すると報告されています。進行性で完治はしないですが、適切な管理で進行を遅らせることができます。

IRIS分類

IRIS分類は血清クレアチニン値(とSDMA)に基づくステージ分類で、ステージ1〜4に分けられます。さらに尿タンパク/クレアチニン比(UPC)と血圧でサブ分類されます。ステージ1:クレアチニン1.6mg/dl未満。腎機能低下はあるが症状なし。SDMA上昇で気づくことが多い。ステージ2:クレアチニン1.6〜2.8mg/dl。軽度の症状(多飲多尿)が出始める。ステージ3:クレアチニン2.9〜5.0mg/dl。明らかな症状(体重減少・嘔吐・食欲低下)。ステージ4:クレアチニン5.0mg/dl超。尿毒症症状・末期。

実際のステージ判定は安定した状態で複数回測定し、SDMA・UPC・血圧を組み合わせて行います。ステージ別の治療と管理が重要です。

ステージ別治療

  • ステージ1の治療:原因疾患の探索・治療(尿石症・腎盂腎炎など)、水分摂取の確保、腎臓に配慮したフードへの切り替え検討、3〜6か月ごとの検査フォロー、UPC・血圧の評価。
  • ステージ2の治療:腎臓療法食への切り替え、水分摂取の積極的な確保(ウェットフード活用)、必要に応じてリン吸着剤、 高血圧があれば降圧薬、タンパク尿があればACE阻害薬等、2〜3か月ごとの検査フォロー。
  • ステージ3の治療:療法食の継続(食欲低下に対応する工夫)、脱水対策(皮下点滴を自宅で行うこともある)、制吐薬・食欲増進薬、貧血治療(エリスロポエチン製剤)、高リン血症対応(リン吸着剤)、1〜2か月ごとのフォロー。
  • ステージ4の治療:緩和ケア中心(QOLを優先)、入院点滴・尿毒症症状の管理、食欲増進・吐き気対策、飼い主・獣医師での看取りプランの相談。

費用の目安

以下は一般的な費用感です。実際は地域・病院・治療内容・併発疾患により変動します。

  • ステージ1〜2の月間管理費:3,000〜10,000円程度(療法食+定期検査の按分)
  • ステージ3の月間管理費:10,000〜30,000円(皮下点滴・薬剤・検査)
  • ステージ4の入院費:1日5,000〜15,000円(数日〜1週間)
  • 定期血液検査(1回):5,000〜10,000円
  • SDMA・甲状腺・UPC追加:3,000〜8,000円
  • 超音波検査:5,000〜10,000円
  • 皮下輸液(自宅用パック):1回数百円〜(病院処方)

進行ステージほど月々の管理費が増え、ステージ3以降は年間20〜50万円かかることも珍しくありません。

食事管理

食事療法はCKD管理の中心で、腎臓療法食への切り替えがステージ2以降強く推奨されます。低リン・適切な低タンパク(質の高いタンパク)、適度な塩分制限、必須脂肪酸(ω-3)の強化、カリウム・ビタミンB群の補強、水分摂取の確保(ウェット併用・水飲み場の複数設置)が重要です。切り替えは段階的に(1〜2週間)行い、食欲低下時は加温・少量頻回給与で工夫することが大切です。

猫の腎臓病ステージ別の治療・費用の目安(IRIS分類に基づく解説)

Q1. CKDは治りますか?
A1. 失われた腎機能を回復させることは難しいですが、適切な治療で進行を遅らせ、寿命を延ばすことは可能です。

Q2. 療法食を食べてくれ…
A2. 複数のメーカーの療法食を試す、加温する、ウェットと混ぜるなどの工夫ができます。獣医師と相談しながら、無理のない方法を探してください。

Q3. 自宅での皮下点滴は…
A3. 動物病院で手技を指導してもらえば、多くの飼い主さんが自宅で実施できるようになります。最初は病院で実施してもらい、徐々に練習しましょう。

Q4. ペット保険でCKD…
A4. 多くの保険で慢性疾患として補償されますが、契約前に発症していた場合は既往症扱いとなることが多いです。加入前に約款を確認してください。

まとめ:猫のCKDはシニア期に高頻度で発症する疾患で、IRIS分類に基づくステージ別管理が標準となっています。早期発見・療法食・定期的な検査・水分摂取の確保がカギです。気になる症状があれば、必ずかかりつけの動物病院・獣医師にご相談ください。本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療を保証するものではありません。気になる症状がある場合は、必ずかかりつけの動物病院・獣医師にご相談ください。費用は目安であり、地域・動物病院・保険会社・プランによって異なります。大切な家族の健康を、一緒に守っていきましょう。何か不安なことがあれば、まずはかかりつけの動物病院に相談してください。一緒に守っていきましょう。

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