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犬の医療費相場とは?ペット保険の選び方を解説

犬の医療費相場とペット保険の選び方 ペット保険

※本記事にはプロモーションを含む場合があります。

  • 犬の年間医療費は小型犬で35,000円〜、大型犬では80,000円近くになることも
  • 白内障手術や腫瘍摘出など、10万円を超える治療も珍しくありません
  • 「すぐ病院へ」か「様子見でOK」かの目安を知っておくと安心ですよ
  • ペット保険は補償割合・免責金額・対象外の項目を必ず比べてから選びましょう
  • 加入は若いうちほど保険料が抑えられる傾向にあります

ワンちゃんが体調を崩したとき、「治療費はどれくらいかかるんだろう」と不安になりますよね。うちの子の健康は何より大切だからこそ、いざというときのお金の心配はできるだけ減らしておきたいものです。ここでは、犬の医療費の相場と、ペット保険の選び方のポイントを、飼い主さん目線でお伝えしていきますよ。

犬の医療費はいくら?

犬の年間医療費は、体の大きさや年齢によってかなり差が出ます。犬種区分ごとの年間医療費の目安は次の通りですよ。

犬種区分 平均年間医療費
小型犬(10kg未満) 35,000〜50,000円
中型犬(10〜25kg) 45,000〜65,000円
大型犬(25kg以上) 55,000〜80,000円

体の大きな子ほど関節や心臓に負担がかかりやすく、治療費も高くなる傾向があるとされていますよ。また、8歳を過ぎたあたりから「シニア期」に入るといわれており、この時期になると慢性の関節炎や腎臓のトラブル(腎不全)が増え、年間の通院回数が2〜3回から5回以上に増えるケースもあるようです。子犬のうちはワクチン接種や避妊・去勢手術(15,000〜50,000円ほど)が中心で、成犬期は比較的落ち着いた出費になりやすいですが、油断はできません。「まだ若いから大丈夫」と思っていても、誤飲や骨折といった突発的なケガはどの年齢でも起こり得るので、日頃から少しずつ備えておくと安心ですよ。ワクチン接種は年1回、フィラリア予防薬は月1回が一般的な目安とされており、こうした予防医療費も年間の総額に含めて考えておくとイメージがつきやすいと思います。

病気別の費用相場

実際にどんな病気やケガで、どれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。代表的な治療内容の相場をまとめました。

治療内容 費用の目安 備考
皮膚炎(投薬治療) 5,000〜15,000円 通院回数で変動
歯石除去(麻酔下) 20,000〜50,000円 歯の状態による
急性胃腸炎(点滴含む) 15,000〜40,000円 入院時は別途費用
骨折(ギプス固定) 30,000〜80,000円 手術時は10万円以上
白内障手術 100,000〜250,000円 片眼・両眼で差あり
腫瘍摘出手術 200,000〜500,000円 部位・悪性度による
尿路結石除去手術 80,000〜200,000円 重症化で費用増
入院(1日あたり) 10,000〜30,000円 病院・内容による

こうして見ると、手術を伴う病気は一気に数十万円単位になってしまうこと、伝わったのではないでしょうか。特に腫瘍摘出手術は50万円近くまで膨らむこともあり、「もっと早く気づいてあげられたら」と悔やむ飼い主さんも少なくありません。だからこそ、次の章でお伝えする「症状のサイン」を日頃からチェックしておくことが役立ちますよ。動物病院によって料金設定に差があるため、同じ治療でも1.5倍近く費用が変わることもあるようです。気になる場合は、事前に電話で概算を確認してみるのもひとつの方法ですよ。

見逃せない症状とは

「ちょっと元気がないだけかな」と様子を見ているうちに、症状が進んでしまうこともありますよね。次のようなサインが見られたら、受診を検討してあげてください。

  • □ 元気がなく、1日中寝てばかりいる
  • □ 食欲不振が2日以上続いている
  • □ 嘔吐や下痢を24時間以内に3回以上繰り返す
  • □ 呼吸が荒く、舌の色がいつもより白っぽい・紫っぽい
  • □ お腹や関節など、触ると嫌がって痛がる場所がある
  • □ 尿や便に血が混ざっている
  • □ 足を引きずる、歩き方が明らかにおかしい

特に嘔吐と下痢が同時に起きているときや、ぐったりして反応が鈍いときは、脱水症状が数時間のうちに急速に進むこともあるといわれています。「様子を見ればよくなるかな」と迷う気持ちはよくわかりますが、うちの子のサインを見逃さないであげてくださいね。目安として、上記のチェック項目に3つ以上当てはまる場合や、症状が半日以上続く場合は、電話で一度病院に相談してみると安心ですよ。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状が心配な場合は必ず獣医師へご相談ください。

病院か様子見か

「これくらいなら明日でいいかな」「今すぐ連れて行くべき?」——判断に迷う場面、多いですよね。目安として次の表を参考にしてみてください。

状態 すぐ病院へ 様子を見てOKな目安
食欲 丸2日以上、水も口にしない 1食抜いた程度で元気はある
嘔吐 短時間に何度も繰り返す・血が混じる 1回だけで、その後は普段通り
下痢 血便・ぐったりを伴う 軟便が1回のみで元気がある
歩行 足をつけずに痛がる 少し引きずるがすぐ元に戻る
呼吸 ゼーゼー・荒い呼吸が続く 運動後に一時的に荒くなった程度

迷ったときの受診費用の目安も知っておくと、心の準備がしやすいですよ。一般的に初診料は1,000〜3,000円ほど、血液検査などの基本検査は5,000〜15,000円ほど、手術が必要になった場合は10万円〜という病院が多いとされています。「様子見でOK」の欄に当てはまっても、半日〜12時間経っても状態が変わらないようなら、念のため連絡してみると安心ですよ。夜間や休日は診療時間外加算として3,000〜10,000円ほど上乗せされる病院もあるため、緊急時にかかりつけ以外の病院を使う可能性がある場合は、事前に夜間対応の有無を調べておくと落ち着いて行動できますよ。

ペット保険のしくみ

ペット保険は仕組みが少しわかりにくいと感じる方もいるかもしれませんね。基本的な流れは次のようになっていますよ。

  1. 加入時に年齢や既往歴を申告し、審査を受ける
  2. 月額または年額で保険料を支払う
  3. 動物病院の窓口で、いったん治療費を全額支払う
  4. 領収書などを添えて保険会社に保険金を請求する
  5. 審査後、規定の割合(一般的に50〜70%が多いとされています)で保険金が支払われる

補償のタイプにもいくつか種類があります。

タイプ 補償内容 備考
実損払い型 実際の治療費の一定割合を補償 もっとも一般的
定額払い型 病気・ケガごとに定額を支払う 手術費向き
通院型 通院費用のみ補償 入院は対象外の場合も
入院型 入院費用のみ補償 通院は対象外の場合も

請求から支払いまでは病院やケースによって差がありますが、書類提出から2週間〜1か月ほどかかることが多いようです。急な出費が続くのは正直しんどいですが、あとから戻ってくると思うと少し気持ちが楽になりますよね。窓口精算のタイミングで保険会社に直接請求してくれる「窓口精算対応」の病院や保険もあるので、加入前にチェックしてみるとより安心ですよ。

保険選びの比較術

いざ保険を選ぼうとすると、商品の多さに迷ってしまいますよね。まずは補償範囲を比べてみましょう。

補償項目 対応状況 備考
通院治療 ◯(多くの商品) 一般的な通院費用
入院治療 ◯(ほぼ全商品) 入院にかかる費用
手術費用 ◯(ほぼ全商品) 手術費用全般
歯科治療 △(一部商品) 歯石除去や抜歯など
予防接種 ×(ほとんど対象外) ワクチンは対象外
避妊・去勢手術 ×(ほとんど対象外) 予防的処置は対象外
先天性疾患 △(一部商品) 加入前の疾患は対象外
既往歴 ×(ほとんど対象外) 加入前の発症分は対象外

比較するときは、次の項目もあわせてチェックしてみてくださいね。

  • □ 免責金額(自己負担額)はいくらか
  • □ 補償割合は50%・70%・100%のどれか
  • □ 1年間の支払い限度額・回数制限はあるか
  • □ 更新時に保険料が上がる年齢の目安はいくつか
  • □ がん治療特約や高額治療特約は付けられるか

免責金額を高めに設定すると保険料は下がりますが、小さな通院では実質使えないこともあります。逆に免責金額を低くすると保険料は上がりますが、皮膚炎の通院1回5,000円といった小さな出費にも保険を使いやすくなりますよ。うちの子の性格や体質(皮膚が弱い、関節が弱い犬種など)に合わせて、無理のない範囲で選んであげてくださいね。パンフレットだけでなく、実際に保険金を請求した飼い主さんの口コミも参考にすると、支払いのスムーズさなど実感値がつかみやすいですよ。

保険料を抑える方法

保険料の目安は、犬種と年齢によって次のように変わってきますよ。

犬種区分 年齢 保険料(月額)
小型犬 1歳 2,000〜4,000円
小型犬 5歳 3,000〜5,000円
小型犬 10歳 4,000〜7,000円
中型犬 1歳 2,500〜5,000円
中型犬 5歳 3,500〜6,000円
中型犬 10歳 5,000〜8,000円
大型犬 1歳 3,000〜6,000円
大型犬 5歳 4,000〜7,000円
大型犬 10歳 6,000〜10,000円

(出典:主要ペット保険会社の公式サイトを基に作成)

保険料をできるだけ抑えるには、次のような工夫がありますよ。

  1. 免責金額を少し高めに設定する
  2. 不要な特約は外し、補償範囲を見直す
  3. 1歳など若いうちに加入しておく
  4. 複数のペットをまとめられる家族型プランを検討する
  5. 新規加入キャンペーンや割引制度を活用する

免責金額を1段階上げるだけで、月々1,000円前後安くなるケースもあるようです。年齢が上がるほど保険料も上がっていく傾向があるので、「うちの子はまだ若いから」と後回しにせず、早めに検討しておくと結果的にお得になることが多いですよ。保険会社によっては、契約更新のたびに保険料が数百円〜1,000円ほど上がっていくケースもあるので、長期的な家計のシミュレーションをしておくと安心して続けられますよ。

病気やケガをきっかけに、うちの子と過ごせる時間の尊さを改めて感じる飼い主さんも多いのではないでしょうか。元気なうちに、そして治療をがんばった後にも、その表情や仕草を形に残しておきたいですよね。そんなときは令和出版|うちのこ写真集のようなサービスを使って、家族の記録を一冊にまとめておくのもおすすめですよ。

よくある質問

Q1. 犬の年間医療費の平均はどれくらいですか?
A. 犬種によって差がありますが、小型犬で35,000〜50,000円、大型犬で55,000〜80,000円ほどが目安とされていますよ。高齢になるほど通院回数が増え、費用が上がる傾向にあります。

Q2. ペット保険は何歳まで加入できますか?
A. 保険会社によって異なりますが、新規加入の上限年齢を7〜12歳前後に設定している商品が多いようです。年齢が上がるほど保険料も高くなりやすいので、早めの検討がおすすめですよ。

Q3. 免責金額とは何ですか?
A. 保険金が支払われる前に、飼い主さんが自己負担する金額のことですよ。免責金額を高く設定するほど月々の保険料は安くなりますが、小さな治療費では実質使えないこともあります。

Q4. 保険金請求から支払いまでどのくらいかかりますか?
A. 病院や保険会社によって差がありますが、書類提出から2週間〜1か月ほどで支払われることが多いようです。領収書や診断書はなくさないよう保管しておくと安心ですよ。

Q5. 持病がある犬でもペット保険に入れますか?
A. 既往歴のある病気は補償対象外になることが多いですが、それ以外の新しい病気やケガは補償されるプランもありますよ。加入前に告知事項をしっかり確認してみてくださいね。

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本記事はうちの子動物病院ガイド編集部が厚生労働省・農林水産省・各学会の一次情報をもとに作成しています。
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