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犬の胃捻転
こんにちは、佐倉ゆいです。愛犬・愛猫のことが心配で検索してくれているあなたの気持ち、わかります。一緒に確認していきましょうね。犬の胃捻転(胃拡張・胃捻転症候群)とは?命を守るための症状と治療法。大切な家族であるワンちゃんが突然ぐったりしてしまったら、飼い主さんはどうすればいいのか不安になりますよね。特に「胃捻転」は、発症から数時間で命にかかわる緊急疾患です。この記事では、胃捻転の症状・治療法・費用・予防策まで、飼い主さんが知っておくべき大切な情報をわかりやすくお伝えします。一緒に、愛するペットの命を守る準備をしていきましょう。
胃拡張・胃捻転
胃捻転は正式には「胃拡張・胃捻転症候群(GDV:Gastric Dilatation-Volvulus)」と呼ばれる、犬の命に直結する緊急疾患です。簡単に説明すると、次の2つの段階で進行します。
- 胃拡張(いかくちょう):胃の中にガスや液体がたまり、急激に膨らむ状態
- 胃捻転(いねんてん):膨らんだ胃がねじれ、血流が止まってしまう状態
胃がねじれると、胃の血管が圧迫されて血流が悪くなり、胃の壁が壊死してしまったり、毒素が全身に回ってショック状態に陥ったりします。発症から6時間以内に適切な処置を受けなければ、命を落とす危険性が非常に高くなります。心配ですよね。
注意が必要な犬種
特に注意が必要なのは、大型犬や深胸の犬種です。具体的には、以下のような犬種で発症リスクが高いとされています。
- グレート・デン
- ジャーマン・シェパード
- ラブラドール・レトリーバー
- ゴールデン・レトリーバー
- バーニーズ・マウンテン・ドッグ
- ドーベルマン
- セント・バーナード
発症リスクは加齢とともに高まり、6歳以上の大型犬では特に注意が必要ですよ。でも、中型犬でも発症するケースはあるので、どんなワンちゃんでも油断はできません。大切な家族のサインを見逃さないでくださいね。
緊急症状
胃捻転は「時間との勝負」の病気です。以下の症状が見られたら、迷わず救急対応している動物病院に連絡してください。深夜や早朝でも構いません。命を守るためには、一刻も早い対応が必要です。
- 腹部が急激に膨らんでいる(触ると太鼓を叩くような音がする)
- 吐こうとするが何も出てこない(空嘔吐を繰り返す)
- 大量のよだれを垂らし、落ち着かない(そわそわと動き回る)
- 急に元気がなくなり、伏せたまま立てない(立とうとしない)
- 歯茎や口の粘膜が白っぽくなっている(チアノーゼや貧血のような症状)
- 呼吸が速く、浅くなっている
これらの症状は、胃捻転に限らずショック状態を示すサインです。「様子を見る」時間はありません。発症から6時間以内の手術が生存率を大きく左右します。少しでも不安を感じたら、すぐに専門家に相談することをおすすめしますよ。
治療と費用
胃捻転の治療は、以下のステップで進められます。それぞれの段階で、ワンちゃんの命を守るための重要な処置が行われます。
- ショック治療:点滴による輸液でショック状態を改善し、全身の状態を安定させます(10,000〜30,000円程度)
- 胃のガス抜き:経口チューブや胃穿刺で胃の中のガスや液体を排出し、胃内圧を下げます
- 緊急外科手術:全身麻酔下でねじれた胃を元の位置に戻し、胃壁が壊死していれば切除します(150,000〜300,000円程度)
- 胃固定術(ガストロペキシー):再発防止のため、胃を腹壁に縫い付けて固定する処置を行います
- 術後集中管理:不整脈・敗血症・DIC(播種性血管内凝固)などの合併症リスクを監視しながら入院管理します
胃捻転の治療費の目安は以下の通りです。(動物病院・地域・犬の体重によって大きく変動します)。
- 初診・緊急処置費用:5,000〜15,000円程度
- 輸液・ショック治療:10,000〜30,000円程度
- 緊急外科手術(胃固定術含む):150,000〜300,000円程度
- 術後入院管理(3〜5日):30,000〜80,000円程度
- 合計目安:200,000〜400,000円
重症例ではさらに費用がかかることがあります。ペット保険に加入している場合、手術・入院費の50〜70%が補償される商品が多く、実質負担を大幅に抑えられます。大型犬を飼い始めた時点で、ペット保険の加入を検討することを強くおすすめしますよ。
よくある質問
Q: 胃捻転の初期症状は何ですか?
A: 胃捻転の初期症状は、腹部が急激に膨らみ、吐こうとするが何も出てこない、などです。詳細は上記の症状を参照してください。
Q: 胃捻転の治療費はどのくらいですか?
A: 胃捻転の治療費は、動物病院・地域・犬の体重によって大きく変動しますが、初診・緊急処置費用:5,000〜15,000円程度、緊急外科手術:150,000〜300,000円程度、などです。詳細は上記の費用の目安を参照してください。
一緒に守っていきましょう。
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本記事はRoute Bloom編集部が厚生労働省・農林水産省・各学会の一次情報をもとに作成しています。 ペットの医療に関する最終判断は獣医師にご相談ください。 情報の正確性には万全を期していますが、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
ペット医療・動物病院情報を専門に調査・執筆するライター。
飼い主目線での実践的な情報提供を基本方針とし、動物病院の選び方・ペット保険の活用法・各種疾患の治療費目安など、ペットオーナーが必要とする情報を正確にまとめています。
■ 専門分野:ペット保険・動物病院費用・犬猫の疾患・予防医療

